生まれて初めての 大きな大きなお餅
ふしぎだね 重たいね
泣いてもいいよ 転んでもいいよ
いつも私たちがそばにいるから
ふろしきの歴史は、奈良時代にまでさかのぼります。文字どおりお風呂で敷物として活躍し始めたのは、室町の頃。江戸時代になると生活のあちこちで使われるようになります。お伊勢参りや行商の旅人が、大小さまざまな荷物を包んでいたのも、ふろしきだったそうです。
古くから行われてきた初誕生・一升餅のお祝いにも、ふろしきは欠かせないアイテム。重たいお餅をくるりと包み、お子さんの背中にしっかりと背負わせることができます。たくさんの柄の中から、お子さまに似合う1枚を探してみてください。
ちなみに「泥棒のふろしき」として漫画などで知られる「唐草模様」のふろしきは、実は本来とても縁起の良い模様。どこまでも伸びるつるを描いた模様は、長寿や子孫繁栄の意味が込められ、多くの家で使われていたんだそう。一生の健康を願う一升餅を包むのにぴったりの模様です。


明治以降、西洋文化の流入によりカバンや袋ものが主流となっていましたが、環境保護の観点から、近年ふろしきの価値が見直されています。
そんなふろしきは、どんどん洗えてすぐに乾く布。子育てにも大活躍です。かさばらないので、外出時も荷物のすきまにしのばせておくことができ、入れるものの大きさや形も選びません。お子さまの首もとにかけてお食事時のエプロンに。抱っこひもの収納に。おむつ替えの際の敷物として。急な雨の時はサッとベビーカーにかけて雨避けに。お買い物のエコバッグ代わりに。などなど、1枚あるととても便利なのが伝統の布、ふろしきなのです。




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